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すずなりについて

社長あいさつ

鈴木貴博

「育てる」から「育つ」手助けへ

私は、祖父母や両親の手伝いを通じて、農業の厳しさや農業で生活していくことの難しさを幼少から感じており、農業とは無縁の将来を考えていました。

1996年、私が大学2年生の時に、両親が、契約出荷を前提にした借地農業を始めました。大学の長期休暇を使って、手伝いをしたのですが、自分が任された野菜はしっかりしたものになりませんでした。祖母の野菜作りを見ていて、野菜は土に植えれば簡単にできるものだと思っていただけに、とても悔しく、絶対に良い野菜を作ってみせたいという決意が生まれました。

大学卒業後、1年間の農業研修を受け、夢と希望をもって自社農園に戻り野菜作りに励みましたが、最初5年間は収益も取れず、満足のいく野菜が全くできませんでした。

やはり農業では生活できないと考えている時期に、ある方からこんなアドバイスをいただきました。

「作物は、あなたが育てているんじゃない、あなたは、作物が育つ手助けをすればいいのだよ」

私は、すごく衝撃を受けました。今までなんとか良い野菜を作りたいと力むばかりで、野菜の気持ちを何も考えずに育てていたのです。すぐに畑に戻って野菜と向き合うことを始めました。満足のいくものが取れ始めたのは、このころからでした。

すずなりには、大きな目標として「おいしさを求めて」という合言葉があります。おいしさとは、人それぞれ感じ方が違うかもしれませんが、私の今感じているおいしい野菜の前提は、作り手が手を抜かず、一生懸命になること。食べた時に、作り手の顔やがんばりがうっすら浮かんでくるのがおいしい野菜かなと思っています。社員全員がこの合言葉を胸に、同じ考えを持ち進んでいきたいと思います。

社名である「すずなり」には、作物も人もたくさん集まってくる会社にしたいとの思いがあります。これまで、「おいしい」野菜づくりを通じて、たくさんの仲間ができました。これからも同じ気持ちをもち、楽しい農業ができる仲間が増えることを楽しみにしています。

また、すずなりは、消費者さま、地域のみなさま、取引先のみなさまや仲間に育てられてきました。今後も変わらずみなさまに育てていただけるよう努力し、その力をもとに野菜の手助けをし、おいしい野菜作りをしていきたいと思っています。

最後になりましたが、私には夢があります。いつか野菜たちと話ができるようになりたいです。そして、野菜が本来持っている力を最大限発揮して、人間の病気をも治せるような野菜を作りたいと考えています。

株式会社 鈴生代表取締役社長鈴木貴博

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